インプラントと差し歯は全然違うものでした!絵で見て理解

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投稿日時:2020年3月14日

先日、友人から質問がありました。

インプラントと差し歯ってどう違うの?

えーと…。

インプラントと差し歯ね。 おっけーおっけー。

…さ、差し歯って何?

差し歯が何か知りませんでした。

なので今回は「オレのために歯医者に聞いてくる!」ですね。

差し歯か…。

「差す」歯なんだから、もしかしてインプラントのことなんでは…?

だらだら読むのが嫌いな人はスライドショー版をどうぞ。

インプラントと差し歯の違い(スライド版)

今回の記事のチェックは金子一平先生にお願いしました

金子かねこ 一平いっぺい
資格 現在お勤めの医院
金子一平先生のページへ

どこの誰とも分からない僕が医療系のことについて書いても誰も信用できないと思うので、毎回テーマ毎にお詳しい先生に内容の確認をしていただくようにしています。

今回は、九州大学出身の金子一平先生にチェックをお願いしました。
現在は愛媛県松山市にある【カネコデンタルオフィス】にいらっしゃいます。

いきなり答え!インプラントと差し歯の違いを図解

図解すれば一目瞭然でしょう。 これ↓がインプラントと差し歯の違いです。

(クリックで拡大)

差し歯の方はまだ歯が残ってるんですよ。

「骨に差す」のがインプラント、「根っこに差す」のが差し歯です。

この2つは「何かを差す」という意味では似ていますが、「歯が残ってるかどうか」という決定的な違いがあるので比較するのはナンセンス。

虫歯の進行段階

  1. 様子見
  2. 詰め物で治療
  3. 被せ物で治療
  4. 根っこの治療+被せ物
  5. 抜歯

差し歯は上の段階の4の状態。 インプラントは5の状態です。

インプラントとよく比較されるのはブリッジと入れ歯ですね。 差し歯はちょっと違う。

差し歯が何か知らなかったんじゃないの?

YES!

というわけで勉強してまいりました。

インプラントの特徴(差し歯との違い)

インプラントは歯が抜けてしまった後の治療です。

歯が抜けた後の骨に人工の根っこを埋め込みます。

(クリックで拡大)

差し歯は歯の根っこに差すものなので、インプラントとは「歯が残っているかどうか」という前提から違います。

インプラントの欠点(差し歯との比較)

インプラントは歯が抜けた後の治療としては非常によく噛める優れた治療ですが、差し歯と比較した場合、欠点もあります。

インプラントは治療期間が長かったり、費用が高かったり、いろいろなデメリットがあるので、ここではインプラントが入った後の単純な性能比較における欠点を。

それは根っこを支えるクッションがあるかどうかです!

通常のは歯は骨との間に歯根膜と呼ばれるクッションがあり、歯根膜によって噛んだ時の感触がよく分かったり、衝撃吸収の役割があります。

(クリックで拡大)

対してインプラントはチタン製の人工の根っこが骨にがっちりとくっついています。

(クリックで拡大)

そのため、微妙な噛み応えが分からなくなるらしく、別の先生に聞いた話では全部の歯がインプラントになると軟骨のコリコリした食間が味わえないとか。
(金子先生は自分がインプラントじゃないので、なんとも言えないと)

インプラントが良いのか悪いのかについては気になってる人多いと思います。 かなり攻めた記事書こうとしてるのでもうしばらくお待ちください。

インプラントの値段

インプラント(人工の根っこ)自体も、上の被せ物も全部自費診療なので、けっこうなお値段します。

使用しているインプラントメーカーや被せ物の種類によってだいたい20~40万くらい。

インプラントの値段については以前だいぶ詳しく書きました。

差し歯の特徴(インプラントとの違い)

差し歯は虫歯が進んで神経を取ってしまった後の治療です。

神経があった部分にポストと呼ばれる土台をぶっ差して、その上に被せ物を乗せます。

(クリックで拡大)

インプラントは歯が抜けた後の治療なのに対して、こちらは歯が残ってるのが大きく違うところ。

神経はなくなってるので完全な歯と同じ機能とは言えませんが、根っこと歯根膜が残ってるのでインプラントよりだいぶ歯です。

軟骨もおいしくコリコリできる。

差し歯の値段

ちょっとややこしいです。

まず差し歯は土台の部分と被せ物の部分と分けて考えなくてはいけません。

(クリックで拡大)

土台の方は見た目に優れるファイバーコアも2016年より保険適用となったのですが、被せ物は素材によって保険と自費に分かれます。

ここからが理解に苦しむところで、被せ物を自費の素材にした場合、土台の方も自費になるんです…。

全部保険でやった場合、土台の料金は3割負担で1,000円しないくらいなんですが、被せ物をセラミックにした途端、土台も自費になって1万円になる、みたいな感じです。

いやもうほんと訳が分からないと思うんで、保険診療の仕組みを知ってくださいとしか…。 そういうルールなんです…。

全部保険で奥歯の銀歯の場合だと3割負担で4,000~5,000円くらい(2020年3月現在です。4月に保険の改正があります。)ですが、自費が絡んできたすとケースバイケース過ぎて答えられねぇ!

え、どんくらいだろ…。

5~10万くらい?

まぁ、直接先生に聞くよろし。

まとめ

とりあえず差し歯とインプラントは全然違うもんだよ、ということをお伝えしました。

インプラントは歯が抜けた後の治療、差し歯は根っこがまだ残ってる。

インプラントと比較されるのはブリッジや入れ歯ですが、それはまたいずれ…。
(これはどこの歯医者さんのホームページにも書いてるのでやらない可能性大)

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