「専門医」とは

「専門医」は資格の名前です。 口腔外科なら日本口腔外科学会が発行する「口腔外科専門医」という資格。

なので、どんなに知識があって、どんなに腕が良くて、どんなに専門としていても、資格を取らないと専門医にはなれません。

「口腔外科にいる先生＝口腔外科専門医」のような勘違いを聞きましたが違います。 「口腔外科にいる先生」は「口腔外科が得意な先生」です。 専門医はまた別。

あとは「口腔外科を専門としている先生が口腔外科専門医」。 これも残念ながら違います。

「保険診療」とは、「自費診療」とは

お医者さんではあまり聞かないので、歯医者にあまり行かない人にとっては、「診療」＝「保険診療」になってるんじゃないかと思います。

ですが歯医者さんで治療を受けると、治療内容によっては「こちらは自費になりますねー」と言われます。

保険診療とは、保険証を出せば3割負担で治療が受けられるものです(7割は国が負担)。 何が保険診療かは厚労省が決めています。

対して自費診療は、保険診療でないもの…かと言うとそういうわけでもなくて、このせいでややこしい。

「差し歯」とは

「差し歯」ってどれのことなのか、僕は分からなかったんですよね。

というのも、「差し歯」というのは歯医者の先生たちが使う歯科用語ではなく、患者さん向けに分かりやすくした言葉です。

結論としては、「差し歯」はもう今は行われていない治療でした。

「差し歯」に変わる治療を慣例的に今も「差し歯」と呼んでいるだけなんです。

「口腔」とは

「口腔外科」の「口腔」です。

これは部位というのか、場所を表す名前です。

なんとなく「口」を表す言葉なのは分かると思いますが、どこからどこまでが「口腔」なのか調べてきました。

あと読み方ね！

「劇薬」とは

劇薬は、毒薬と並べて使われることが多いので、なんとなく「危険な薬」という印象があるでしょう。

それは実際にその通りで、劇薬とは「毒薬の1/10程度の毒性を持った薬」のことでした。

劇薬の詳しい定義や、なぜ「劇」の「薬」なんて名前になったのか、調べてあります。