今回は「オレが歯医者に聞いてやる」をぶち壊して「オレが歯医者に言ってやる」です。
いやね、先月末からアフィリエイト(広告掲載)を始めたんですよ。
記事を読みに来てくれてるみなさんには迷惑かけてるんですけども、目次の下とページの一番下に広告が表示されるようになってます。 あとちょこちょこAmazonのやつ。
表示される広告はページの内容に関係のあるものが表示されやすいらしく、歯科のことばっか書いてるうちでは当然、歯医者関係の広告が多いんですが…
広告を見てると、
ほんとにこんなのでクリックする人いるの?
みたいなのもあってですね。
ちょこちょこ設定をいじってみると、どうもあまりクリックされていなさそうな結果が…。
先生方もクリックしてもらうために広告を出してるんでしょうが、こちらとしてもガンガン広告クリックしてもらって、ルシェロの歯ブラシ全種コンプしたいし、電動歯ブラシも買いたいし、今は音波ブラシ?みたいなのもあるんでしょ?それも欲しいし、教科書に至っては欲しいのありまくりで、全部広告収入で買おうと思ってんです!
(買ったら全部記事にします)
クリックしてもらえなさそうな広告が出るのはオレが困るッ!
(先生方も困る)
というわけで、
広告費って高いんでしょ?
オレと一緒に広告について考え直してみませんか?
みたいな話を恐れ多くもやりたいと思います。
実際に広告がどれくらいクリックされたかのデータを持ってるわけじゃないので、あくまで掲載サイト側からの推測です。 ちゃんと効果が出てる場合は無視してください。
このページの目次
まずは広告のパーツを分解してみた
表示されてる広告には大きく2種類あるようで。
あ、今から挙げるサンプルは、医院名も地名も最寄り駅も全部「山田」で統一してます。
画像タイプは向いてないのか値段が高いのか、歯医者さんの広告ではそんなに数を見かけないので今回は除外します。
文字タイプの方を次のように3パーツに分解。
この【タイトル】【サブタイトル】の傾向から広告を次の4(+1)タイプに分類して、以下お話しします。
- 医院名タイプ
- 地名タイプ
- 治療タイプ
- 好奇心タイプ
- おまけ:うっかりタイプ
医院名タイプはあかんやろ(たぶん)
タイトルに医院名がでーんと入るタイプです。 割合的にはそんなに多いわけじゃない。
山田歯科クリニックなんだから「山田歯科クリニック!」と書きますよね。
でもね、ちょっと聞いて欲しい。
この段階で医院名って必要でしょうか?
広告はですね、掲載してもらえるほんの僅かな文字だけで患者さんに興味を持ってもらわないといけないんです。
(たぶん)
患者さんにアピールしたいことたくさんありますよね?
広告に入れられる文字数は少ないですよね?
医院名なんて入れてる余裕ありますか?
医院名を知ってもらいたい気持ちは分かりますが、広告をクリックしたら飛んだ先のサイトですぐに分かります。
この段階では医院名は我慢してみませんか?
と、いうご提案です。
まぁでも医院名タイプは医院名を主張したかったわけじゃなく、何も考えずに医院の情報を上から順に書いただけの広告なんじゃないかと思っています。
手抜きはダメです。 お金払ってんだからちゃんと考えましょう。
地名タイプは地域を絞って表示して欲しい
位置的なメリットを第一に伝えるタイプです。 一番多い印象。
僕は内科を探す時は家か駅から近いとこで探すので、これはけっこう請求力がありそう。
ただですね…
近い歯医者さん探すなら普通に検索するんじゃないかな…
広告って見る側からすると受け身ですしね…
情報が欲しいタイミングと、提供されるタイミングが一致しない。
あと、致命的なのがですね…
全然関係ないエリアでも広告が表示されてますよ。
神戸にいるのに東京の歯医者さんが出たりとか。
これって表示エリアを絞る設定とかないんですかね?
エリアを限定しないと、先生方も広告掲載してるサイト側も損をします。 見た人に興味もってもらえないので。
「○○○で評判の歯医者です」タイプ
地名タイプの亜種で、「○○市で評判の歯医者です!」のようなタイプ。 けっこう多いです。
「評判」の他にも「人気」とか「オススメ」とかがありました。
クリックするとナビサイトが開いて山田市周辺のオススメ歯医者さん一覧とかが出てくるのかなと思ったら、意外とそういうわけでもなくて。 個人の医院が出てくる場合がほとんどなんです。
これってもしかして医院側が自分で評判とか人気とかオススメとか言ってるんですか…?
治療タイプは悪くなさそう
専門としている治療を主張するタイプです。 これも多い。
これまでの中では一番いいと思います!
(偉そう)
なのですが…
「虫歯治療なら!」「歯周病治療なら!」と書かれても「ふーん」という印象が強かったです個人的に。
病名より「歯が痛い」「口が臭い」のような主訴の方が見てもらえるんじゃないだろうか?
患者さんって病名を認識してて、その病名で自分が困ってると思ってるのかな?
特に歯周病の人って、歯医者にかかる前は歯周病の自覚ないのでは?
悪くはなさそうだけど、もう一歩練り上げて次の「好奇心タイプ」へ持って行って欲しい!
好奇心タイプは素晴らしい
好奇心をくすぐられるキャッチコピーのタイプです。
マジ!?虫歯削らなくていいの!?
と、思わずページを開いてしまいます。
あ、内容には突っ込まないでくださいね。 ただの例です。 実際に似たようなのはありましたけど。
新時代の虫歯治療…?
このタイプは、広告主としてもいっぱい見に来てくれるから嬉しいし、掲載サイトとしてもクリック回数が増えるので嬉しいです。
見る人にとっても興味ある情報を提供してもらえるので、WIN-WIN-WIN。
先生方、こういう広告にしてください是非。
オレの主張がある程度正しい根拠
あーだこーだ言ってきましたが、僕は広告なんか触ったこともないし、実際にどれくらいクリックされてるかのデータも持っていないので、きっちり提示できる根拠はありません。
ですが、このサイトの広告収入の数字からちょっとだけ根拠めいたお話ができます。
掲載しているGoogleの広告には「ブロックコントロール」という機能がありまして、自分のサイトに掲載したくない広告をブロックできるんです。
で。
僕の中であまり価値のなさそうな医院名タイプや地名タイプをブロックするとですね…
次の日の広告収入が増えるんですよ!
だいたい3~5倍くらい。
つまり医院名タイプや地名タイプはほとんどクリックされてないんじゃないかなって。
先生方も医院のために広告出してるんだと思うので、まずはご自身のために広告の見直しをお願いします!
それがサイトを見に来てくれてる人にとっても有益になるし、掲載サイトとしてもありがたいです。
是非とも「思わずクリックしてしまう」ような魅力的な広告を!
おまけ:うっかり屋さんタイプ
うっかりしちゃったのかな…こんな↓タイプの広告です。
何がおかしいか分かりますか?
これには声を大にして言わせていただきます。
何屋さんの広告なんだよ!!!!!!!
広告って文字数が少ないから考えすぎてしまったんでしょうね…。
文字の最適化を図るあまり、最終的に「歯科」「歯医者」が抜けてしまっていて、何の広告なのか全く分からない。
うっかり屋さんなんだからー!もー!
カウントしてみたらブロックしてる広告の1%くらいがこのタイプだったので、意外とよそ事じゃないかもしれませんよ…?
医療系だとは分かるけど、歯医者だと分からないのも含めるとけっこう多いです。